これからDIYを始める方におすすめしたい「ランプシェード」。簡単に作れる上に使い道も様々。アレンジもしやすいアイテムです。今回はランプシェードの作り方とおすすめの使い方をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
ランプシェードとは?

ランプシェードとは、電球やランプにつける笠のことです。種類やデザイン、素材も豊富でつけるものによって空間の雰囲気が変わります。取り外し可能なものがほとんどなので、イメージに合わせて付け替えることができます。
ランプシェード には主に2種類あります。ペンダントライト用とスタンドライト用です。ペンダントライト用は天井から吊り下げるタイプの照明、スタンドライト用はそれだけで独立する照明につけます。スタンドライトにはお部屋の床に置いて使う背の高いフロアタイプと卓上に置けるような背の低いタイプがありますので、それぞれに合わせてランプシェードをつけていきましょう。
ランプシェードの留め方にも種類があります。ペンダントライト用はコードを通してソケットの上に引っ掛けるタイプやシーリングカバーのように回して取り付けるタイプなど商品によって様々です。
一方、スタンドライト用は主にホルダー式・アーム式・クリップ式の3種類に分けられます。ホルダー式はシェードの真ん中にある丸いリングをソケット部分にはめて、その上から電球をつけます。アーム式は照明のアーム部分にシェードの軸を差し込みます。クリップ式には電球を挟むクリップがついているので最も簡単な留め方です。
どんな素材でDIYできる?

ランプシェードはDIYすることもできます。素材やデザインにこだわって、オリジナルの空間を作っていきましょう。先程も言ったようにランプシェードは素材で雰囲気をガラリと変えることができます。では、一体どのようなアイテムで作ることができるのでしょうか。
販売されているランプシェードを見てみると、和紙や布、木、アイアン、ガラス、陶器、ホウロウなど実に様々な素材があることが分かります。DIYする場合もそれらの素材を使うことが可能です。
和紙や布はぼんやりとした灯りを作ることができます。全体に光が拡散するので、優しい雰囲気が漂います。和の空間に適していますね。木材やアイアンでDIYする場合はランプシェードは編み込んで作るため、木漏れ日が美しく表現できます。
ガラスの場合は光が反射してステンドガラスのようにキラキラと美しく光ります。間接照明や室内インテリアとして最適です。陶器やホウロウは光が拡散しにくいため読書灯におすすめ。スポットライトの役割を果たしてくれます。
その他、毛糸や風船を活用してランプシェードをDIYしている方もいらっしゃいます。身近にある様々な素材を使うことができるので、リメイクにもおすすめですよ。以下で100均のアイテムでも気軽にできるランプシェードのDIY方法をご紹介しています!
100均のアイテムで作るランプシェード

ここからはランプシェードの具体的な作り方です。ぜひ挑戦してみてくださいね。
和紙
和紙でランプシェードをDIYする場合は、以下の材料を用意します。
- 和紙(花紙でもOK)
- 風船
- 水
- 紙コップ
- 木工用ボンド
- ハケ
- 針
- 風船を膨らませて、和紙を好みの大きさにちぎっていきます。
- 水に木工用ボンドを溶かして和紙を貼っていきます。
- 和紙が固くなるまで1日程度乾かします。
- 針で風船を割って、固まった和紙を取り出したら完成です。
和紙を使ったランプシェードは、暖色系の電球が合います。柔らかい雰囲気の灯りを作れますよ。
麻紐
麻紐で作るランプシェードもおすすめ!DIY方法は先程と同じです。和紙の代わりに麻紐を巻きつけていきましょう。巻きつける際に風船が飛んでいかないようケースに入れておくと良いでしょう。また、手荒れが気になる方はゴム手袋の用意も忘れずにしてくださいね。
風船の大きさによりますが、シェードを何個か繋げて天井から吊るしたり、カーテンに掛けておくのも可愛らしいですよ。小さなボールランプであれば、LEDライトを入れるだけで簡単にできてしまいます。糸の色を変えてカラフルなランプを作ることも可能です。
鉢カバー
鉢カバーはナチュラルな雰囲気のランプシェードが作れます。材料はこれだけ!
- 鉢カバー
- ワイヤー
- ソケット
- 電球
- まず鉢カバーの底の部分を取ります。
- 電球をつけたソケットと底を取った鉢カバーの下部分にワイヤーをつけます。
- 底が上になるように取り付ければ完成です。
鉢カバーのシェードはグリーンやドライフラワーと合わせるのがおすすめです。ガーデンインテリアにもぴったりですよ。
レース
カーテンレースを使ったランプシェードはレトロな空間を演出してくれます。違う色や模様のレースを組み合わせたシェードも素敵ですよ。レースは大きなサイズもあるので、ペンダントライトのシェードをDIYする際にも役立ちます。
LEDは電球があまり熱くならないので、観葉植物とも相性がいいですよ。電球の色は昼白色だと自然な雰囲気、暖色系だと温かみを感じる雰囲気が出せます。使うレースに合わせて選んでいきたいですね。
どんな用途がある?

ランプシェードは使い道もたくさんあります。まず初めに挙げられるのが間接照明です。主となる照明にプラスして、空間を好きなように演出してみましょう。間接照明をいくつか置いて空間全体の明かりを保ってもいいですね。空間の用途に合わせて選んでみてください。
DIYの仕方によってはお部屋のインテリアとして使うことも可能です。観葉植物と一緒にワイヤーを巻きつけておしゃれなプランターシェードを作ることもできます。
さらにランプシェードの用途は家の中に限った話ではありません。使い方によっては BBQやキャンプに持っていくこともできます。一度作ってしまえば、あらゆる場面で活躍してくれるので、便利なアイテムですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ランプシェードは少ない材料で簡単にDIYできます。アイデアも無限に広がっていきますので、自分らしいオリジナリティ溢れた作品を作ってみてください。
また、ランプシェードはこまめにお手入れをすると長持ちします。素材ごとにお手入れ方法が異なるので、そちらも併せて確認してくださいね。

リノベーション会社で働いていた経験を活かして、空き屋を活用した居場所づくりに挑戦中。ものづくりが好きで、最近はDIYの他に写真や切り絵にもハマっています。生活がより楽しくなる情報を発信していきますので、よろしくお願いします!