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愛犬は大切な家族の一員です。そんな可愛い愛犬のために快適なお家をプレゼントしてあげませんか?犬小屋はコツを掴めば簡単にDIYすることができます。小型犬から大型犬まで様々なサイズを作れるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
犬小屋の種類
犬小屋をDIYするにあたって、まず犬小屋にはどのような種類があるのかご紹介しておきます。ぜひDIYする際の参考にしてみてくださいね。
犬小屋は大きく分けて屋内用と屋外用に分けられます。
最近では室内でペットを飼うという方も多いため、屋内用の犬小屋を設置するという方が増えています。屋内用の犬小屋はクッション性があり、デザインの種類が豊富なのが特徴です。インテリアとも合わせやすいですよ。ハウス型はもちろんクッションソファの犬小屋もあるので、ゆったりくつろぐことができそうです。
一方、屋外の犬小屋はロッジタイプが代表的な形です。最近では機能も充実してきて、水に強い素材や丸ごと洗える犬小屋まであります。外で飼っているとすぐ汚れてしまうので、お手入れがしやすいのは嬉しいですね。
犬小屋をDIYする理由は?
犬はもともと外敵から身を守るために穴を掘って寝床にしていました。犬が時々地面を掘るような仕草をするのはこの名残で本能的なことなのです。犬も人間と同じように安心して眠れる場所を求めています。そのためにも、屋根と壁があり、狭くて暗い場所が必要なのです。これは屋外飼いだけではなく屋内飼いにも言えることなので、落ち着く寝床を確保できる犬小屋をDIYしてあげましょう。
また、外で飼っている場合は雨や風をしのげる場所も必要になってきます。屋根のある犬小屋なら大切な愛犬を悪天候から守ってあげることができますね。移動できるタイプなら、室内に入れてあげることも可能です。
犬小屋をDIYすることでサイズや外観、性能なども愛犬に合わせて調整することができます。デザインなど細部にこだわることも。愛情をたっぷり与えることができますね。
犬小屋は何でDIYできる?
犬小屋をDIYする理由が明確になったところで、今度は材料集めをしていきましょう。犬小屋は一般的に以下の3つの素材からできています。それぞれ特徴があるので、一つずつ見ていきましょう。
木材
犬小屋と言われて、まず始めに想像するのは「木材」を使用したものではないでしょうか。木製の犬小屋は保温性があるので、リラックスできる空間になりますよ。木なのでたとえ噛んでしまっても、犬にそこまで害がありません。ただ、水に弱く、湿気が多いと傷みやすいのがデメリットです。設置場所には注意しましょう。
材料は角材・コンクリートパネル・留め具となるビスです。木材はビスを打って組み立てていきましょう。電動のドライバーがあるとラクですよ。
プラスチック
最近ではプラスチックでできた犬小屋も多く見かけるようになりました。プラスチック製の犬小屋は水に強く、丸洗いできるのが特徴です。また、軽くて持ち運びしやすいのもメリットの一つです。屋内でも屋外でも飼いたいという方におすすめです。
しかし、プラスチック製の場合、人工的で愛犬がリラックスしてくれないかもしれません。最悪の場合、せっかく作ったのに入ってくれないなんてことも。そんな時は、犬のニオイがついたおもちゃでハウストレーニングをしてあげましょう。また、噛み癖がある場合はプラスチックを飲み込んでしまわないように注意してください。
金属
最も丈夫な素材は「金属」です。傷や腐食に強く、長く使うことができます。金属は保温性も高いため、暖かく落ち着く空間が作りやすいです。工夫次第では窓を大きめに設計して、通気性を高めることもできますよ。
ただ、金属なので、それなりの重さはあります。持ち運びには充分注意しましょう。また、処分が大変だというデメリットもあります。それぞれの地域で確認をしましょう。DIYであれば、分解することも簡単なので、引越しなどで処分する場合は小さくまとめておくことをおすすめします。
DIYで失敗しないコツ
DIYに慣れていなくて、きちんと作れるか不安という方のためにアドバイスをご紹介していきます。
まず製作する前の設計図は細かく描きましょう。自分の中で具体的に工程をシミレーションしておくことが大切です。材料をカットする場合は事前にホームセンターなどで切ってもらうのがおすすめですよ。
実際に小屋を作る際はなるべく広い場所で行いましょう。汚れや傷がつかないように外で行うのがベストです。特に木材でDIYする際は高床式で設計するようにしましょう。地面と小屋が直接接していると、湿気で腐りやすくなってしまいます。犬小屋の下四隅にブロックを置くなどして対策しましょう。
また、犬小屋にペンキを塗る場合は数日乾燥させてから使用するようにしてください。ペンキの塗りたてはニオイがきつくなりますので、愛犬も寄り付かなくなってしまいます。愛犬が過ごしやすい快適な空間を意識して作っていきましょう。
もし時間も自信もないという方は既製品をアレンジする方法もおすすめです。100円ショップなどのアイテムを活用して、転写シールを壁に貼ったり、愛犬の名前を付けたり、ペンキでイラストを描いたりするもの立派なDIYですよ。ぜひ試してみてください。
初心者はダンボールでDIYしてみよう!
屋内で飼っている場合は、そこまで本格的な犬小屋は必要ないかもしれません。そんな時はダンボールでDIYしてみましょう。材料は以下の通りです。
- ダンボール
- 布テープ
- カッター
- モノサシ
- マジックペン
作り方はとっても簡単!設計図通りにダンボールをカッターで切り、布テープで止めるだけです。ダンボールの厚みは8mm程度あると安心ですよ。モノサシとマジックペンで目印を書いておくとより綺麗に組み立てられます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は犬小屋をDIYする方法についてご紹介してきました。初心者でも簡単に作れるのでぜひ挑戦してみてくださいね。犬小屋を設置する際はなるべく乾いた場所に置くようにしましょう。犬によってもそれぞれ好みがあるので、愛情をかけて製作してあげてください。きっと飼い主だからこそ分かることがありますよ。
リノベーション会社で働いていた経験を活かして、空き屋を活用した居場所づくりに挑戦中。ものづくりが好きで、最近はDIYの他に写真や切り絵にもハマっています。生活がより楽しくなる情報を発信していきますので、よろしくお願いします!