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サッシのままで味気ない窓。殺風景な雰囲気をどうにかして変えたいと思っている方も多いのではないでしょうか。また、住環境が原因で窓の目の前が通りだからプライバシー保護のため目隠しをしたいという方もいらっしゃると思います。しかし、「どこから手をつけたらいいか分からない」「窓を貼り替えるまではしたくない」といった声も多いのが現状です。
そこで今回は窓をDIYしておしゃれな空間にリメイクする方法をご紹介していきます。DIY初心者の方でも簡単に作れるので安心してくださいね。
窓周辺をDIYするメリット

窓周辺をDIYするメリットはたくさんあります。冒頭でもお伝えした通り、目隠しやインテリアの一部として生まれ変わってくれますよ。窓もお部屋の雰囲気をつくる大切な要素の一つです。ここでお部屋における窓の役割についてご紹介しておきます。
お部屋の中に当然のようにある窓ですが、その役割は空間の温度調節にあります。窓が大きいだけで風通しが良く、過ごしやすいです。しかし、空間を占める面積が大きいため、インテリアの邪魔になってしまうこともあります。その分、きちんと考えてDIYすれば、少しのアレンジでも全体のイメージをガラリと変えることができます。
また、工夫次第では通気性や保温性を高めることも可能です。窓は大きいため、家のリフォームをする際に業者に頼んで直してもらうという方が多くいらっしゃいますが、DIYをした方が自分の生活スタイルに合わせてカスタマイズすることができるので効率的です。業者に依頼する場合と比べて、費用が安く抑えられる他、気軽に原状復帰できる点も魅力ですよ。
ぜひ窓をDIYしてお部屋の雰囲気を変えてみましょう。以下ではおすすめのDIY方法をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ディスプレイとして装飾する

まず一つ目にご紹介するのが、窓をディスプレイにする方法です。
枠を取り付ける
窓枠を取り付けるだけでも印象が大きく変わります。ここで使う枠にはこだわりを持ちましょう。素材や形、色などであらゆる雰囲気を作り出すことができます。
例えば、カフェ風の空間にしたければホワイトのフレームを、アンティーク系ならダークブラウンの木材がおすすめです。蝶番を使って開閉可能な窓をDIYしてもいいですね。
木材は窓の大きさや形に合わせてカットしたら、ボンドとタッカーで繋ぎ合わせることで窓枠を作ることができます。釘や金槌を使わずにできるので初心者の方にもおすすめです。窓にマスキングテープを貼って、その上にボンドを塗り窓枠を取り付ければ完成します。簡単な長方形だけでなく、三角形やひし形など好きな形を作れるのもおすすめポイントですよ。
カーテンを工夫する
窓そのものだけでなく、カーテンもお部屋の印象を大きく変える要素です。何か物足りないと感じたら、カーテンの色やヒダの大きさを変えてみるのも一つの手ですよ。重厚感を持たせたければヒダの大きいものを、清々しさを加えたければヒダが少ないものを選ぶと良いでしょう。
また、カーテンレールにグリーンやサンキャッチャーを吊るすだけでも違います。雑貨を並べてアレンジしてみるのもおすすめですよ。特にサンキャッチャーは光を室内に呼び込んでくれるためお部屋自体がより明るくなります。さらに光の他、気まで拡散させてくれるので家の中に溜まっている邪気もしっかり払ってくれますよ。いつもより過ごしやすいとすぐにでも感じることができるでしょう。
ステッカーを貼る
おしゃれなイラストや文字のステッカーを貼る方法も素敵です。アーティスティックな窓に生まれ変わりますよ。ステッカーは窓の一部に貼るものですが、窓全体に貼るものをウィンドウフィルムと言います。ウィンドウフィルムには目隠し効果・調光効果・空調効果・結露防止の効果があります。お部屋の印象だけでなく、住環境を過ごしやすくしてくれるのは嬉しいですね。
100円ショップでも気軽に購入できるアイテムです。ステンドグラス風やモザイク模様などデザインの種類も豊富ですよ。フィルムのクオリティーも高めです。
収納として棚を作る

実用性を重視したいという方は棚を作ってみましょう。飾り棚としても使えるため、インテリアとしても大活躍しますよ。窓に棚を作る場合は、出窓が作りやすいです。もちろん、掃き出し窓や引き違い窓にも作ることはできますが、棚を作ると開閉が難しくなるため、奥行きのある出窓かもともと開閉できないFIX窓を活用しましょう。
棚の作り方は、枠を作る時と同じです。大枠を作り、中に棚となる板を入れましょう。棚を作ったら、窓に取り付けていくのですが、その時に先程と同様、マスキングテープを窓につけてから貼るようにしましょう。マスキングテープを貼ることで原状回復もしやすくなります。賃貸でも安心してDIYすることができますね。
また、先に窓枠だけを取り付けて、100円ショップなどで売っているディスプレイシェルフを中にはめて棚を作るという方法もあります。小さな雑貨やグリーンを飾ってカフェ風のインテリアを作ることもできますよ。また、キッチンの窓に棚を作れば、調味料の整理にも使えます。
窓枠は室内にも作れる!

窓枠は窓に取り付けるだけでなく、室内でも活躍してくれます。ワンルームや広いリビングを区切ったり、玄関の印象を変えることもできます。格子を作っておけば、様々な場所に使えるのが窓枠DIYの魅力でもあります。
床から天井までの大きなサイズの窓枠を作る際は、強度を保たなければならないので、木材はネジや釘でしっかり止めるようにしましょう。板ガラスや障子を貼れば、扉として応用することもできます。さらにこだわりたい方はそちらにも挑戦してみてはいかがでしょうか。家に帰るのが楽しくなりそうですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は窓のDIY方法についてご紹介してきました。窓はちょっとした工夫をするだけで空間の印象をガラリと変えてしまいます。DIYであれば、自分のペースで進められるので、試行錯誤しながら少しずつ理想の空間をつくってみてくださいね。製作する前に設計図や完成イメージを持っておくのが成功のカギですよ。

リノベーション会社で働いていた経験を活かして、空き屋を活用した居場所づくりに挑戦中。ものづくりが好きで、最近はDIYの他に写真や切り絵にもハマっています。生活がより楽しくなる情報を発信していきますので、よろしくお願いします!