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様々なものに使える「すのこ」。ホームセンターや100円ショップで気軽に購入できるので、DIYをするのにおすすめのアイテムです。すのこを使えば、大型家具から小型収納や雑貨まであらゆるものをDIYすることができます。用意する材料も少なく、作り方も簡単なのでDIY初心者に向いていますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
簡易的なテーブルにDIY
まずご紹介するのは、すのこを使ったテーブルです。簡易的なサイドテーブルであれば、工具を使わずにDIYすることができます。すのこを2枚組みわせて、結束バンドでつなぎ合わせましょう。
少し高さのあるコーヒーテーブルを作る場合は支柱をつけて、四隅を釘打ちすると完成です。好きな色やお部屋のインテリアに合わせてペイントすれば、空間にも馴染んでくれますよ。底にキャスターをつければ、移動可能になります。掃除の時も動かしやすくラクですよ。
すのこラックをDIY
すのこを何段か組みわせれば、ラックをして使うこともできます。全てすのこで作ってもいいし、両サイドだけすのこで中はベニア板を使ってもいいですよ。天板を乗せれば、カウンターとして使うことも可能です。キッチンの食器棚や作業台として重宝しますね。
もちろん小さめのラックを使って、インテリアとして飾るのも素敵です。すのこの隙間にグリーンやドライフラワーを飾って、おしゃれにアレンジしてみてくださいね。すのこラックはボンドでも作ることができるの、DIY初心者の方も気軽に取り組めますよ。小窓インテリアにもおすすめです。
すのこベッドをDIY
すのこを使えば、ベッドもDIYすることができます。すのこベッドは通気性が良く、寝心地がいいと評判ですよ。材料も10,000円以下で揃えることができるため、普通にベッドを買うより経済的です。2×4の角材であれば、1,000円程度で売られていますよ。また、自分のスタイルに合わせてカスタマイズすることができるので、広さも好みに合わせられます。収納付きのベッドを作ることも可能です。
一番シンプルなすのこベッドは、すのこを並べるだけで完成します。すのこの大きさにもよりますが、3〜6枚あればベッドとして十分な広さが保てますよ。ただ、すのこを並べるだけでは高さがあまりないので、DIY慣れしている方は本格的なすのこベッドを作ってみても良いかもしれませんね。
ベッドは基本的に床板・ヘッドボード・フレーム・脚の4パーツでできています。天板の代わりにすのこを使ったり、カラーボックスを土台にしたりスタイルに合わせてDIYしてみましょう。
材料を買いに行く前に図面を描いておくと、迷わずに購入することができます。すのこベッドに関しては様々な作り方があるので、ぜひ「すのこベッド 作り方」などで検索してみてくださいね。
出し入れしやすい靴箱にDIY
靴が増え過ぎて収納場所に困っているという方は、すのこで靴箱をDIYしてみましょう。テーブルを作る要領ですのこを組み合わせていきましょう。細長いすのこの方がたくさん靴を並べることができます。見栄えが気になるという方は布などで目隠ししておくと良いですよ。
箱型に組み合わせてキャスターをつけておけば、玄関に備え付けられているシューズボックスの下の隙間におさめることも可能です。さらに取っ手をつけておけば、出し入れもスムーズにできますね。靴の整理にもおすすめです。
また、棚板を板ではなく、ワイヤーにしている方も。ひと工夫されたデザインでおしゃれ感も増しますね。ワイヤーなら強度もしっかりしているので靴もしっかり置けますよ。
本棚としてDIY
すのこの裏にアイアンバーを取り付けるだけで本棚が完成します。DIY初心者の方でも作りしやすいですね。DIYする時間がないけど、お部屋の整理がしたいという方にもおすすめです。
本を隠しておきたいという方は扉付きの本棚を作りましょう。扉はすのこでもベニア板でも作れます。ホワイトにペイントすればカントリー風に、ブラウンならヴィンテージ感を出すことができますよ。
すのこに角材を取り付けてビスで固定すれば、海外のようなマガジンラックをDIYすることも可能です。
こんなものもすのこでDIYできる!
ここからは少し変わったすのこDIYのアイデアをご紹介していきます。
おままごととして子供の遊び道具に
すのこを使えば、おままごとキッチンを作ることもできます。オリジナルの遊具という特別感だけでなく製作過程からお子さんと一緒に楽しめるはずですよ。アレンジ次第では男の子向けのデザインにもできます。
材料も100円ショップにあるアイテムで作れるので、費用も安く抑えられます。徐々に仕上げていくのも楽しそうですね。並べるものによって、キッチンだけでなく、雑貨屋さんやケーキ屋さんなど様々なアレンジが可能ですよ。基本的な構造は棚と一緒なので、作り方も簡単です。
お部屋のディスプレイに
壁面収納として、壁にすのこを取り付けてみましょう。ペイントして壁に立て掛けるだけでも印象が違うので、賃貸など壁に穴を開けることができない方はぜひ試してみてください。
ディスプレイ装飾として雑貨を飾ったり、ワイヤーラックを取り付けたりとインテリアの幅も広がります。
すのことカラーボードがあれば、簡単なパッチワークパネルもDIY可能。カラーボードをカットして、ペイントしてすのこに貼りつけていきます。そのまま壁に飾るのもいいですが、グリーンやドライフラワーと一緒に飾るとよりアーティスティックな空間になりますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はすのこを使ったDIYのアイデアをご紹介していきました。すのこはあらゆるものに活用できることが分かっていただけたかと思います。ご紹介したアイデアを参考に、お部屋の不便だと感じている部分や味気なさを解消していってくださいね。
また、すのこは比較的軽く手直しがしやすいアイテムです。失敗してしまっても取り外しが簡単にできるので、DIYに慣れていない方でも安心してできます。工具をあまり使わないで製作できるのも嬉しいポイントです。引っ越しの際も取り壊すだけなので、既製品より捨てる手間がかかりません。ぜひすのこDIYを取り入れてみてくださいね。
リノベーション会社で働いていた経験を活かして、空き屋を活用した居場所づくりに挑戦中。ものづくりが好きで、最近はDIYの他に写真や切り絵にもハマっています。生活がより楽しくなる情報を発信していきますので、よろしくお願いします!