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ワンルームや1Kなど一人暮らし用のキッチンはスペースも狭く、料理をする気になれないと困っている方も多いはず。その悩み、DIYで解決できるかもしれません。スペースを増やしたり、物をまとめたりとちょっとした工夫をするだけでキッチンが使いやすくなります。ぜひ参考にしてみてください。
収納スペースを増やす

キッチンのスペースを広げるためにはいくつか方法がありますが、まずは今ある収納スペースを増やすという方法からご紹介していきます。まず、キッチン上はできるだけ物がない状態にしましょう。設置されているコンロがIHの場合、火を使わない時はそこにまな板を置いて作業することもできます。調理器具がコンロに置いてあるという方は元からある収納にしまうか以下の方法で整理しましょう。
フックで吊るす
調理器具を整理するにはS字フックが有効的。換気扇のカバーやシンク周りに吊るすのがおすすめです。シンク近くであれば、器具だけでなくタオルやカッティングボードなどを吊るしておくとサッと取ることができますよ。
見せることも考えて、フライ返しやオタマの色やデザインを統一しておくと、見た目も綺麗です。たくさん吊り下げてしまうと、ごちゃついてしまうので使用頻度の高い器具を決めて吊るすようにしましょう。
網を取り付ける
網や有孔ボードを取り付けるのもおすすめです。どの位置に何を吊るすか自分の好きなようにカスタマイズできるので使い勝手も良いですよ。調味料やカトラリーなどそれぞれの大きさにあった容器を用意してまとめておきましょう。
網や有孔ボードは壁だけでなく、シンク下の収納扉にもマグネットや吸盤で取り付けることができます。網にグリーンを巻きつけて、おしゃれにアレンジしている方もいますよ。ブルックリンスタイルのキッチンも夢ではないですね。
まとめる
ビンや容器を活用して、細かいアイテムはまとめておきましょう。100円ショップにはあらゆる大きさの容器が売られているので、必要な大きさを購入してみましょう。コストを抑えたいという方は、空き瓶やプリンカップなど日常で出る空の容器を捨てずに取っておきましょう。
よく保管場所に困るラップ類はアイアンを活用すると良いでしょう。アイアンを2,3個並べて取り付ければ、簡単なラップの収納場所が出来上がります。
まとめた調味料やカトラリーは、先程ご紹介したように壁につけたり、網や有孔ボードに吊るしておきましょう。マグネットタイプの容器に入れて、冷蔵庫に貼っておくのも意外とおすすめですよ。
作業台を作る

続いて、作業台を新たに作るという方法です。簡単にDIYできる方法をご紹介していきます。100円ショップにあるアイテムでもDIYすることができますよ。
棚をDIY
- ベニア板
- 棚受け
- 支柱
基本的にこの3つがあれば、棚を作ることができます。木の板ではなく、プラスチックやステンレスの板でもできるので、好きな材料を揃えてくださいね。完成イメージを明確にしてからスタートさせるのがDIYのコツです。
作り方はとっても簡単!支柱を壁に取り付け、棚受けを支柱にはめ込むだけです。板が横にズレないように両端にビスをつけておくと安心です。板を好きな色に塗ることでキッチンインテリアも充実してきますよ。使い古したタイルも棚ができることによって、綺麗な見栄えになります。
もちろん、棚を自立させてカウンターにすることも可能です。木製のカウンターでナチュラルな空間を作ることができますよ。
突っ張り棒を活用
突っ張り棒は様々な用途に活用できます。例えば、突っ張り棒をコンロ側の空いておるスペースに取り付けてS字フックをつけることも。また、賃貸では部屋に穴を開けたり、汚してしまうのはNGなので、突っ張り棒を取り付けておけば吸盤や粘着テープの跡が残るのも防ぐことができます。棚を作る際にも役立ちますよ。何かと便利なアイテムなのです。
シンクボードをDIY

キッチン上を片付けても、まだまだ狭いという方は、シンク上を活用してみましょう。また板をそのまま置くという手もありますが、もう少しこだわりたいという方のために、シンクボードのDIYをご紹介します。
と言っても、こちらも簡単。板とクッションゴムを組み合わせるだけで完成です。クッションゴムを取り付けることで高さが安定し、また板を置いた時もガタつきがありません。
蝶番を取り付ければ、折りたたみ式にすることも可能です。キャンプなどアウトドアにも使えますよ。
料理がしやすいように心掛けること

キッチンスペースが狭かったり、ごちゃついていたりすると料理する気も失せてしまいます。快適に調理を楽しむためには日々のちょっとしか心掛けが必要になってきます。
まず1つ目は使用頻度を考慮した上で片付けをすることです。食器や器具が取り出しにくいとそれだけでストレスになってしまいます。よく使うアイテムは手間に置いておきましょう。
また、アルミホイルやサランラップなど見分けがつきにくいものはパッとみただけで分けるように見やすい高さに収納するのがおすすめです。
2つ目にアイテムは必要最低限のものを持つようにしましょう。DIYで収納棚を作ったり収納スペースを作ることはできますが、一人暮らし用のワンルームや1Kの場合は廊下が狭いことがほとんどです。今度は棚を置くスペースを考えなければならないので、特に大きな調理器具はあまり増やさないように心掛けましょう。
最後はゴミの処理の仕方です。キッチンが狭いとシンクのゴミも溜まりやすいですよね。三角コーナーを置きたいところですが、その場所がないキッチンではこまめに掃除をすることが大切です。小さめの袋をフックにかけておくと場所も取らないのでおすすめです。
まとめ

いかがだったでしょうか。
今回はキッチンスペースが狭い時の対処法をご紹介してきました。収納スペースは簡単にDIYすることができるので、キッチンが不便だと悩んでいる方はぜひ実践してみてくださいね。
棚やラックを自分好みに作れる他、キッチン周りのインテリアも一緒に考えることができるので、どんな雰囲気のキッチンになるか楽しみですね。料理がしたくなるような空間を作ってください。

リノベーション会社で働いていた経験を活かして、空き屋を活用した居場所づくりに挑戦中。ものづくりが好きで、最近はDIYの他に写真や切り絵にもハマっています。生活がより楽しくなる情報を発信していきますので、よろしくお願いします!