のんびりとくつろげる「ハンモック」。一度は使ってみたい憧れのアイテムですよね。自宅で取り入れたいと思っている方も多いのではないでしょうか。実はハンモックも簡単にDIYすることができるんです!
読書をしたりお昼寝をしたりと使い道も豊富。今回は、ハンモックの種類と自宅に取り入れる際のポイントをお伝えしていきます。100均にあるアイテムでもハンモックをDIYすることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
ハンモックの種類
ハンモックと一口に言っても様々な種類があります。ハンモックは主に3つのタイプに分けられます。吊り下げ式・自立式・ハンモックチェアです。
ハンモックといってまず一番初めに思い浮かべるのが「吊り下げ式」ではないでしょうか。木や柱に巻きつけて使います。屋外でも使えるため、アウトドアにも活躍しますよ。
「自立式」は付属しているスタンドに取り付けて使います。場所を選ばずに設置できますよ。ハンモックは外で使うイメージですが、もちろん屋内でも使用可能ですよ。
イスの代わりにもなる「ハンモックチェア」。ハンモックは寝っ転がって使うことが多いですよね。しかし、最近では座るタイプのものも出てきています。体を起こした体勢でいられるので、フィット感もしっかり感じられます。サイズの大きいタイプであれば、イスの中に足を入れて寝っ転がることも可能です。
初心者でも簡単DIY!
ハンモックは気軽にDIYすることができます。やり方は様々ありますが、ここでは初心者でも簡単に作れる工程をご紹介していきます。
初心者には吊り下げ式のハンモックが一番作りやすいです。以下の材料を用意しましょう。
- 生地
- ロープ
- 裁ちばさみ
- ミシン
- 針糸
- まち針
- メジャー
- カラナビ2つ
作り方は以下の手順で行います。
- 布を丈夫にするために、三つ折りにしてミシンで縫います。ハンモックでよく使われている布はコットンです。コットンは耐久性が良く、気持ちの良い肌触りです。吸水性にも優れていますよ。
- 生地の短い辺をすこし折り返して筒状にします。ロープを通すための穴ができるようにミシンで縫います。
- ロープを3本束ねて穴に通しましょう。通したロープは端をしっかりと固結びします。
- 最後にロープにカラビナを取り付けて完成です。
生地の素材や大きさを変えて、自分好みのハンモックを作ってみましょう。DIYする際は、まず、用途を決めてからサイズ、素材、色を決めていくと良いです。生地やロープがしっかりしていないと、体を支えられないので、頑丈なものを選ぶようにしましょう。
ハンモックスタンドをDIYしたい時は、以下の材料を用意しましょう。
- 木材2本
- マルカンボルト
- アイナット
- 座金
人が使う場合は、おおよそ200kgの負荷がかかる想定して材料を選ぶようにしましょう。木材は購入時に必要な長さにカットしてもらうと良いです。スタンドを作れば、屋外だけでなく屋内でも持ち運ぶことができます。天候にも左右されませんよ。
ハンモックスタンドを普通に購入すると、5,000円ほどかかりますが、DIYすれば、木材と金具を用意すればいいので2,000円ほどで済みます。作業する手間はかかりますが、DIY好きの方なら製作工程から楽しめるのではないでしょうか。
ハンモックのアイデア
ハンモックは自宅でどのように使っていけば良いでしょうか。ここでおすすめのアイデアをご紹介していきます。
屋外
ハンモックといえば、外に置いてあるイメージですよね。自宅のお庭で使うこともできますよ。ウッドデッキにハンモックを吊り下げたり、ブランコなど子供たちの遊具として使うことも可能です。おうち時間もより充実しますね。自宅にいながらリゾート気分を味わえるのも醍醐味の一つです。
屋内
もちろん室内でもハンモックを活用することができます。インテリアの一部として、空間にアクセントを与えてくれますよ。ただ、大きなハンモックを室内に吊す場合は、なるべく何もない空間に配置するのが良いです。また、グリーンやドライフラワーを飾っておくと、ナチュラル感も出せますよ。なるべくシンプルな空間にハンモックの鮮やかさを足すようにしましょう。
意外とおすすめなのが、階段のスペースに吊り下げる方法です。吹き抜けを最大限に活用できるため、開放感のある空間を楽しむことができます。読書スペースとしても重宝しそうですね。
収納としても使える!?
ハンモックの用途は、人が寝っ転がったり、座ったりするだけではありません。他にも収納スペースとしての使い方があります。ぬいぐるみや本などの小物の整理もハンモックを活用してみませんか?あまり負荷がかからないものであれば、100均の材料でハンモックをDIYすることができます。作り方を以下でご紹介していきますね。
100均にあるものでハンモックに使えそうなアイテムをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
- カットクロス
- 防犯ネット
- 膝掛け
- 毛糸
- ロープ(しっかりしているなら紐でもOK)
- つっかえ棒
- 粘着フック
- 紙パイプ
- ジョイントパーツ
ネット状になっているものであれば、支えの部分を取り付けるだけで完成します。本格的に作り方場合は、毛糸やロープを使って手編みしてみましょう。粘着フックで取り付ける場合は、本棚の隅や壁の一部など小さなスペースに取り付けるのものが向いています。写真やポストカードを飾るスペースにぴったりですよ。
また、紙パイプを取り付ければ、移動可能なハンモックが作れるので、日常的に使うものの収納スペースとしても役立ちます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はハンモックの種類と初心者でも簡単にDIYできる方法をご紹介していきました。ぜひハンモックを自宅でも取り入れて、いつもとはひと味違った空間を楽しんでみてください。
人が使う場合はホームセンターなどで材料を揃えた方が安全ですが、収納スペースやインテリアとして使う場合は100均の材料でも作ることができるので、費用も安く抑えることが可能です。手間もかからないので、気軽に取り入れることができますね。手作りすることで自分に合った使い方ができるので、暮らしもより豊かになっていきますよ。
リノベーション会社で働いていた経験を活かして、空き屋を活用した居場所づくりに挑戦中。ものづくりが好きで、最近はDIYの他に写真や切り絵にもハマっています。生活がより楽しくなる情報を発信していきますので、よろしくお願いします!