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おしゃれなカフェにある黒板アート。最近では自宅でもDIYすることができるので嬉しいですよね。黒板インテリアは塗料を使えば簡単に作ることができます。今回は自宅に黒板インテリアを取り入れるアイデアとコツをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
黒板塗料って?
黒板塗料は「ブラックボードペイント」や「チョークボードペイント」と呼ばれることもあります。その名の通り、ローラーやハケを使って紙や板に塗るだけで黒板の質感を作り出すことができます。
黒板塗料の種類は大きく分けて2種類。水性と油性があります。水性は塗る時のニオイが少なく、カラーバリエーションも豊富です。水性なので、使いやすいですが、使っているとだんだんと剥がれてきてしまいます。一方で油性は黒と緑の2色展開です。塗る際のニオイも気になりますが、耐久性は良いので本格的に作りたい場合に向いているでしょう。
作業時間は水性で2時間、油性で4時間です。どちらの場合もチョークでの書き込みは1週間程度空けてから行うようにしましょう。
黒板塗料の塗り方
塗るだけでもそれらしいインテリアを作ることができますが、以下でご紹介する手順とコツを押さえておくことでよりキレイな黒板をDIYすることができますよ。
DIYする時の服装は汚れても良い格好に着替えましょう。屋内だとニオイが籠りやすいので、作業は外でやることをおすすめします。塗料が地面についてしまうことも考え、新聞紙を敷いてから作業に取りかかるようにしましょう。以下から実際に黒板を作っていきます。
- まず板やボードを用意したら、塗りたくない部分を養生で止めましょう。マスキングテープを使うと剥がす時もラクなのでおすすめです。
- ローラーやハケを使って塗っていきます。はじめは勢いよく大胆に塗ってしまって構いません。ある程度塗れたら、仕上げにもうひと塗りしましょう。細かい部分は筆を使うと良いですよ。コツは一定方向に塗ること。塗る方向を決めておくことでムラなく綺麗に仕上がります。
- 塗料がしっかりと乾いたら、養生した箇所を剥がしていきます。剥がすと、綺麗に縁が出てきますよ。これで黒板は完成です。
水性の塗料であれば、色の種類が多いので混ぜ合わせて好きな色味を作ることもできます。オリジナリティ溢れた黒板でお部屋のイメージもガラリと変わりますよ。
おすすめの黒板DIY
ここからは黒板インテリアのアイデアをご紹介していきます。置くだけでも空間にアクセントがつきますよ。
子供部屋の壁に
黒板といえば、学校を思い出しますよね。子供部屋の壁に黒板を取り付けておけば、勉強する時に使ったり、落書きに使ったりすることができます。
天井から床まで一面を黒板にするのは抵抗があるという方は、一部だけ黒板にするのもおすすめです。子供の目線に合うようにして取り付けると良いでしょう。また、チョークや黒板消し入れを作っておくことで片付けの習慣も身につけることができますよ。
水性の塗料は色の種類が豊富なので、子供部屋もカラフルにアレンジすることが可能です。ポップで可愛い空間が実現しますね。
キッチンのキャビネットに
キッチンにも黒板インテリアを取り入れてみませんか?キッチンに置いてあるキャビネットに黒板を取り付ければ、献立や買い物のメモを書いておくことができます。目につくところにあるので、買い忘れもなくなりそうですね。カフェ気分が自宅でも楽しめますよ。
もちろんキッチンの壁でもOK。主張しすぎないか心配という方は小さめの黒板を作って、冷蔵庫に貼っておくのでも良いですね。
タイルに直接塗料を塗る場合はローラーでポンポン叩くように塗るとムラが少ないです。ローラーで塗りにくい場合はハケで塗りましょう。この方法なら、200mlの量で2.5平米ほど塗れるので一人暮らしの方にもおすすめです。
カレンダーにもできる
ちょっと変わった使い方をしたいという方は黒板をカレンダーとして使うのも面白いですよ。壁や板で黒板を作り、チョークでカレンダーを描いていきましょう。
定番の色でモノトーンにしても良いし、カラフルにオリジナリティ溢れる黒板を作ってみても良いですね。市松模様にするのもおすすめですよ。マスキングテープで形を作ってから塗っていきましょう。
リビングや玄関など普段から目にする場所に置いておくことで予定も把握しやすくなりますね。ナチュラル系のインテリアとの相性が良いです。グリーンやドライフラワーを飾っておしゃれな空間を作りましょう。
黒板DIYをするなら100均の塗料がおすすめ
黒板を作るだけなら、塗料を使わなくても黒板色のシートや壁紙を使えば簡単にDIYすることができます。それぞれ特徴がありますので、ここで説明していきます。
シートや壁紙は大きさがある程度決まっています。そのため、壁一面など広範囲にわたって作業する場合に向いている方法です。また、紙なので汚れにくいというメリットもあります。
一方で塗料は量がたくさん入っているため、トータルすると、シートや壁紙と比べて安く済ませることができます。100円ショップに売られている水性の塗料は1個60ml入っており、色も黒・緑・青の3種類です。また、塗料の場合はシートや壁紙よりデザインの自由度が増すため、好きな模様を作ることもできます。
ただ、塗料は先程も言ったようにニオイが強かったり、作業工程がシートや壁紙を使うより大変だったりします。どこに黒板を作るのかどの部分をアレンジしていくのかによって使い分けていくと良いですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は黒板塗料の特徴と黒板を使ったインテリアのアイデアをご紹介してきました。黒板はお部屋の様々な場所に使えるマルチなアイテムです。黒板を作るだけでもおしゃれな空間を作ることができますが、棚やフックなどプラスαの工夫を加えることでより実用的なインテリアに生まれ変わります。
また、100円ショップには塗料だけでなく装飾や工具が売られているので、DIY初心者の方でも気軽に始めることができます。ぜひ黒板インテリアを作って自分好みの空間にしてみてくださいね。
リノベーション会社で働いていた経験を活かして、空き屋を活用した居場所づくりに挑戦中。ものづくりが好きで、最近はDIYの他に写真や切り絵にもハマっています。生活がより楽しくなる情報を発信していきますので、よろしくお願いします!