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穴の開いた障子をどのように直していこうか悩んではいませんか?使い古した障子は気軽にDIYをしてアレンジすることが可能です。
障子のDIY方法には様々な種類があり、張り替えたり、アイテムを付け足すだけでお部屋の雰囲気をガラリと変えることができます。
以下では、おすすめのアイデアをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
張り替える
障子のDIYで最もポピュラーなのは「張り替える」という方法です。代表的なアイテムを3つご紹介していきます。
和紙
和紙の素材は障子とも相性が良いです。真っ白な障子紙は飽きてしまいますが、カラフルな和紙を散りばめることで心もウキウキしてきますね。日々を楽しく過ごすことができそうです。
自然光があたるとステンドグラスのようにキラキラと輝いてくれますよ。昼夜でまた違った雰囲気が楽しめるのも魅力の一つです。
作り方もとっても簡単!汚れている箇所や破けている箇所を剥がして和紙をのりで貼るだけです。和紙は100均に売られているものでも綺麗に仕上がります。和紙を貼る時はでんぷんのりがおすすめですよ。
布
布もおすすめのアイテムです。和柄はもちろん、洋風のデザインにすれば印象も大きく変わりますね。布は紙と違って、破れることがほぼないので安心です。
のりで貼ることも可能ですが、ピンを使えば張り替えもラクに行うことができます。季節ごとにデザインを入れ替えてみてはいかがでしょうか。
張り替えをする時はシワができないように伸ばしながら貼っていきましょう。布は単色であれば、1メートル300円程度で売られています。おしゃれな柄物はホームセンターやインテリアショップに種類が多いですよ。
切り絵
切り絵を作るところから楽しめるので、DIYのし甲斐があります。元の障子紙を剥がさなくても上から貼って目隠しすることが可能です。貼り方は障子を貼る時のようにのりを使います。
星や花、ひし形など好きなように形づくってみてくださいね。灯籠のように障子の後ろや近くに灯りを置いておくと、夜も幻想的な雰囲気が楽しめますよ。
和のアイテムを付け足す
張り替えではなく、和のアイテムを足すのもおすすめです。より和の空間を楽しみたい方はぜひ試してみてください。張り替えるより取り外しもラクなので、なんか違うと思った時に気軽に元に戻したり付け替えることができます。
格子を付け足す
障子の全体に木の棒を取り付けて、格子状にすることで見た目をおしゃれにすることができます。付ける棒は全体が重たい印象にならないようになるべく細いものを用意しましょう。
和の要素を増やしたい場合は縦に、横に取り付けると和モダンな雰囲気になりますよ。一般的な障子は縦175cm×横85cmで横に4枠あります。取り付ける棒の数はお好みで調整してみましょう。格子は増やすほど障子紙が破れにくいという特徴もあります。
棒はのりで貼ることもできますが、釘やビスを使った方が簡単にDIYすることができます。1×1材や1×2材、2×2材といった角材がおすすめです。
すだれをつける
すだれは夏におすすめのアイテムです。すだれを付けると部屋が少し暗くなってしまうので明るさには注意しましょう。すだれの隙間から風が入ってくるので夏の夕涼みに適していますね。
すだれはハサミで切ることもできるので、気になる列だけ付け足すという手もあります。ただ、すだれは厚みがあるので、障子がきちんと開閉できるか調節しながら付けましょう。障子戸から一段低い位置に取り付けると良いです。
敢えて別の形に
障子は扉という使い方だけでなく、他の使い方にDIYすることもできます。和室をどう活用しようか悩んでいる方は洋風にアレンジするのもいいですね。
パーテーションとして
障子を2枚組み合わせれば、パーテーションとして目隠しに使うことができます。障子に蝶番を3箇所ほど付けて二つ折りにしましょう。
脱衣所がない場合の着替えスペースにしたり、キッチンと居間を分けることもできます。空間にメリハリがつくことで生活もより豊かになっていきますよ。
障子紙では破けやすいので、全部剥がして布に張り替えておいても。シンプルなデザインな上に折りたたみができるので収納場所にも困りません。障子の枠は木なので、白いリネン製の布がおすすめです。ナチュラルテイストのお部屋に生えますよ。
フック棚として使う
使わなくなった障子はフック棚として活用してみませんか?障子紙を全て剥がしてしまえば、収納スペースとして使うことができます。見せる収納として雑貨やグリーンを飾ってみたり、キッチンに置いて調理器具を引っ掛けておいてもいいですね。
収納スペースが足りていないリビングやキッチンに障子枠をネジで取り付けるだけなので、作業も短時間で済ませることができます。掛けるフックのデザインにこだわってみるのも素敵ですよ。アンティーク系のデザインであれば、10個500〜1,000円で購入することができます。
上下逆さまにして洋風扉に
障子の種類に雪見障子というものがあります。雪見障子は上半分が障子、下半分にガラスがはめ込まれています。下のガラスは外を眺めるためにあるのですが、そこを敢えて上下逆さまにすることで洋風扉にすることができるのです。
全体を白塗りすればナチュラルな印象に、黒塗りすればモダンな印象。茶色に塗ってレトロな雰囲気を出すこともできます。様々なアレンジが可能なので、好きなデザインにペイントしてみてくださいね。単色だけでなく、ツートーンカラーもおすすめ。和の雰囲気を残さず、お部屋のインテリアにも馴染んでくれますよ。
障子をDIYする際は、上下逆さまにした時にベニアをはめると安定感が出てきます。ベニアは両面テープなどで固定しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
このように障子は、ただ単に扉という機能だけでなく、インテリアの一部や収納スペースとしても活用することができます。
障子は大きいだけに和の要素がなかなか抜けないのが特徴です。お部屋の雰囲気を統一したり、模様替えしたい場合はDIYをすることが有効的ですよ。ぜひ今回ご紹介したアイデアを参考に試行錯誤してみてくださいね。
リノベーション会社で働いていた経験を活かして、空き屋を活用した居場所づくりに挑戦中。ものづくりが好きで、最近はDIYの他に写真や切り絵にもハマっています。生活がより楽しくなる情報を発信していきますので、よろしくお願いします!