庭やベランダをもう少しアレンジしてガーデニングに適した形にしたいと思っている人はたくさんいます。けれど、思っているだけで実際に変更するのは無理と決めつけてしまっている人もいます。確かに増築などの話にまでなればお金もかかりますし大規模な工事が必要になりますが、DIYならそうならないのがメリットです。自分なりに思い描く庭があるなら、それを具現化させてみませんか?
花を飾る場所を作ってみよう!
ガーデニングや庭の付近のDIYは基本的に屋外の作業になりますが、計測を終えたら家の中でも仕事はできます。板に色を塗ったり、鉢植えとなる予定の缶に穴を開けたりするのは屋内でもできるでしょう。
花を飾るところがないけれどガーデニングをやりたいという場合におすすめなのは、新たに植木鉢を吊り下げられるように柵を作ることです。鉄製は加工が難しいので、DIYで作るなら木製の板を使うことをおすすめします。これからもDIYを本格的にやっていくなら穴をあける道具や木材をカットする道具を購入しても良いでしょう。それだけでも作業効率は大幅にアップしますし、作れるものの幅が広がります。
作った柵に穴を開けたら針金を通せるようになりますし、そうやって植木鉢をひっかけて言ったら場所がなくてもたくさんの壁に植物を飾れるようになります。場所がないベランダも、日当たりの良い自分だけの庭になって緑と花の色が映えるでしょう。
木の板に引っ掛けるなどして植木鉢を浮かせるのであれば、重いものはNGです。対応できたとしても強度に欠けると危険を伴うので、初心者であれば特に軽いものを選んでみてください。写真のように、100均などで見かけるおしゃれな缶に土を入れて植木橋代わりにするのもおすすめです。水はけが良いように缶の底に穴を開ければ植物も元気に育ってくれるでしょう。
ちなみに、缶をひっかけるフックも100均などで見つけることができます。これも缶に穴を開ければ差し込めるので、木の板に穴を開ける時と同様に穴を開けられる道具は一つ持っておくと便利かもしれませんね。
花が宙に浮けば地面を占領しませんし、もっと多くの花をめでることができるのでDIYによってガーデニングの幅が一気に広がります。これなら庭なくても、バルコニーやベランダ、ウッドデッキなどでガーデニングが楽しめますね!
観葉植物用のDIYも考えてみよう!
ガーデニングというほど花を育てられないけれど、せめて部屋の中だけでも緑を見たいという場合には、観葉植物用のDIYをやってみましょう。植物なら日当たりの良い場所に置いてあげたいところですが、するとちょっと植木鉢を置く場所が不安定だったりもします。外に向けて植木鉢を置くのであれば、ワイヤーなどを使って落ちないよう固定してあげましょう。
ワイヤーはペンチなどがあれば簡単に操作できますし、購入時に太さを選べるのでどんなDIYをしたいか思い描いてみましょう。あえて少しぐにゃっとさせて、まっすぐにしないようにすると垢ぬけ感が出ておしゃれです。ワイヤーは黒などの派手でない色が多いものの、それがまたシックでかっこいいです。
強度を増したいならワイヤーは二重にしておきましょう。三重にすれば簡単な柵のようなものもできるのでお手軽です。ワイヤーの先はネジなどに巻き付けるだけでOKですし、どこか支えになるようなところがあれば何でもびしっと止めてしまう結束バンドを利用することもできます。
部屋にたくさんの観葉植物を置きたいなら、ちょっとした段を作ってもっといっぱい置けるようにしてみるのも良いですね。日当たりの良い場所ならきちんと枯れずに元気よく私たちを迎えてくれるでしょうし、緑がたくさんある部屋というのは精神的にも良いと言われています。おしゃれで、かつ使い勝手が良いDIYを考えてみましょう!
また、植木鉢に絵を描くなどのDIYも楽しいですよ!ただの植木鉢だとちょっと殺風景に見えてしまったり、よくあるレンガ色のものだとそれが緑や花の色を薄めてしまうことがあります。花の色を際立たせるために植木鉢を白で塗り、可愛く好きなイラストを描くこともできます。
また、植木鉢は前述した通り缶でも代用できるので、あえて大きさをそろえずに置くことで魅力も増します。植木鉢は植物にとっての家なので、それをキレイにしてあげるのも植物への貢献になります。
庭で石を使ったDIYにチャレンジ!
庭があるなら、ちょっと変わったDIYにも挑戦できます。DIYというと何か物を作るイメージが強いかもしれませんが、英訳を見るとDo It Yourself.と、自分で何かをすることを意味しています。つまり、その意味の範囲はとても広いのです。
ならば、庭に大きめの石を敷き詰めて地面に植物を植えるというDIYだってアイデアです。自然と生えている植物も美しいですが、場所を移動させて花のバランスを作ってあげるのもガーデニングの楽しみですよね。お手入れをしながらより環境の良い場所へ移動させてあげられるなら植物も嬉しいでしょう。
自然とマッチする石を使うことでDIY初心者からは脱せられるので、ホームセンターなどでちょっとおしゃれな石を購入してみるのも手です。お手頃に済ませるならその辺にある石を使うのも良いですね。オリジナリティーあふれる庭となるでしょう。季節感も意識すれば、どの季節でも庭が美しくなるメリットがあります。緑が少なくなる冬もイメージしながらDIYしてみてください。
まとめ
ガーデニングと相性が良いDIYについて紹介してきましたが、やりたいと思えたものはありましたか?何をどうするか、一から自分で考えられるというのがDIYの良いところです。植物のことを思いながら、その見栄えも意識していくととても良いものができあがります。なかなか良いものが想像できないというならば、ネットで好みの写真を探して真似をしてみるのもアリですよ!好きなものに囲まれて暮らしましょう。
30代の会社員、女性です。
モノづくりが好きでたまに創作意欲がわいてきます!