まずはどこに緑を入れるか考えよう
作りたいものを作っても良いのですが、それではウッドデッキや部屋の雰囲気と合わない場合もあります。そのため、プチDIYをする前に考えるべきはどこに緑を入れるかということ!例えば、ウッドデッキなら木箱を組み合わせて、その中におしゃれとして少量の緑を入れる方法もありますし、部屋の中に飾るなら手軽なリースでも良いのです。
部屋の中に緑を取り入れる場合は、できるだけ日が当たらないところに設置できるよう工夫してみましょう。ブリザーブドフラワーは長持ちするといえど、日光にさらされ続けると早く劣化してしまうからです。造花でも良いですが、色あせが気になるという方はやはり日を避けてくださいね。ウッドデッキに飾る場合は、上記で少し紹介したように木箱の中に入れるのがおすすめです。こうすることで直射日光を避けられるからです。
あとは、自分の好きなところに飾ってどのように見えるかを想像します。壁に飾るのなら、緑の飾りを複数作って、バランスよく配置すれば垢ぬけた部屋に見えますよ!
植物の選び方
どの植物を選ぶかは好みですが、色合いや大きさで見た目がかなり変わるのでお店で現物を見ることをおすすめします。組み合わせとしておすすめしたいのは、季節によって植物を変えることです。
例えば先ほどリースと言いましたけれど、クリスマスシーズンなら赤と緑を意識して植物を選ぶと雰囲気が出ます。季節が変われば飾り直し、その間クリスマスリースは大切に閉まっておけます。春ならピンクをふんだんに使って明るい部屋にするのも良いですし、夏なら青系の花を造花で見つけるのも手です。秋が来たら紅葉を意識したり、ねこじゃらしなどを追加しても面白そうですね。
もちろん、リースでなくてもOKです。100均のインテリアコーナーへ行ってアイデアを巡らせるのも良いですし、ネットで既にDIYをしている人達の写真を見て真似してみるのもおすすめです。「手が込んでくるとこんなこともできるんだ!」ときっとびっくりしますよ。その足がけとなるアイテムを作り、映えを意識してみるのも楽しみの1つです。
また、買った植物を複数使う際には、アクセントとなる大きめの素材を1つ決めてから作り始めると上手くいきます。例えば大きな赤いバラを買ったとしたら、それをあえて端に寄せてその隙間をカスミソウなどで埋めるのです。主役が真ん中に来てしまうと少しバランスが悪くなって見えてしまうので、それを避けるためのテクニックです。目立つものと、それを支えるもの、2種類をバランス良く使うことで理想の緑のアイテムができあがります。
緑を部屋に配置する方法
緑のアイテムがいくつかできたら、それを部屋に飾る工程がありますよね。この時、壁に直接くっつける方法と、先に棚などを作っておいてそこに飾る方法の2種類があります。
まず、壁に直接アイテムをくっつける場合は、壁のダメージが少ない釘打ちという方法があります。その名の通り、釘を壁に打ち付け、緑をひっかけられるように少し頭を出しておきます。壁掛け時計をかける時のイメージですね。小さいアイテムなら画びょうでも大丈夫です。これなら飾りを外した時には穴は小さく目立ちません。壁紙の穴は木工用ボンドを流し込むことで簡単に修復できるのも嬉しいところです。
釘だけではなかなか安定しないという場合には、先にその緑のアイテムを置ける、またはぶら下げられるような場所を作っておきましょう。小さな棚であれば100均のアイテムだけでも作れます。棚となる木材と支えがセットになって打っているものもあるので、セリアやダイソー、キャン★ドゥなどで探してみてくださいね。
棚の付け方は色々ありますが、支えを釘で壁にくっつけ、その上に板を置いて支えとくっつける方法が一般的です。こうすることによって、壁に簡単に棚ができます。じょうろ型のアイテムに緑を差し込んだものを置けば、それだけで部屋の雰囲気はかわります。100均と言えば、電球型のインテリアも売っているので、そこに植物を入れて花瓶代わりにするのも流行っていますよ。ミニサイズでもおしゃれで可愛いので、部屋の雰囲気と合えば作ってみてください。
壁に穴をあける時の注意点
壁に釘やネジを差し込む際には、軽く手で押し込めばできるものもありますが、指を傷めてしまわないよう小さいハンマーやドライバーを使いようにしましょう。
また、壁に釘などを打ち込んでいる時、急にさっくりと入り込んでしまうことがあれば注意しましょう。壁の裏側には柱がなく、断熱材などに刺さっている場合があるからです。
それでも軽い置物を飾る程度なら良いのですが、強度面で注意が必要です。ですから、もし釘を打ち込んでいる時に手ごたえを感じなければ、少し場所を変えてみましょう。硬いところがあればそこが正解です。それだと安定感も抜群で危険ではないのでしっかりとアイテムを固定できるでしょう。棚などを固定したい場合には釘は少なくとも壁の2か所に打ち込むので、その2か所共が硬い場所かどうかを先に確認するのがポイントです。1か所は大丈夫でも、2か所目がダメならまたやり直しになってしまうからです。
棚にこだわりがなければ、フックを画びょうで壁に刺し、そこにひっかけられる緑のアイテムを作ることもできます。これなら棚より簡単ですし、フックを有効利用できます。ぶら下がっていることによって棚に置くのとはまた違った雰囲気が出ますよ。魔女が大きな鍋でポーションを作る時に使うような植物をぶら下げてみたり、つる植物の増加をあえてだらっと下げてみるのもおしゃれです。
さいごに
DIYは気になるけれど、初心者だからまずはプチDIYから始めたいという場合は、まず緑を部屋は家の周りに足してみてください。かなりの変化を感じられるので達成感や満足感がありますし、DIYも体験できます。道具も最小限で済みますし、緑ならどんな部屋であっても馴染みやすいのでおすすめです!
30代の会社員、女性です。
モノづくりが好きでたまに創作意欲がわいてきます!