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壁紙張り替え費用相場はいくら?DIYで?それとも業者に頼むべき?

壁紙の張り替えの費用はいくらかかるのか、業者の場合と自分でDIYでやった場合の比較など気になるところを詳しくご紹介します。

壁紙の張り替えは、比較的簡単でDIYでも取り組むことができるもの。
業者に頼まずに自分で壁紙の張り替えをできれば、コストはかなり抑えられます。

ですが、その反面、全ての作業を自分でやる必要があります。

筆者は、業者さんの張り替えも、自分での張り替えも両方体験しているので、実体験をもとに、その費用の違い、手間の違いなどについて詳しくご紹介します。

壁紙の張り替え 「費用で比較」 業者とDIY 値段の差は?

DIYで壁紙の貼り替えをすれば、その費用はグンと抑えることができます。

どれくらい違うかというと、業者に頼んだ場合の約半分~1/3程度の値段でできます。
選ぶ壁紙にもよりますが、自分でやればかなりリーズナブルに張り替えが可能なんです。

壁紙貼り替えの費用相場

壁紙の貼り替えをプロの業者さんに依頼すると、その費用は一般的な壁紙で1㎡あたり1,200円前後というのが相場です。
機能性の高い壁紙など、特殊なものやグレードの高いものを選べばさらに単価がアップします。

また特殊なケース、例えば壁紙が剥がれない場合、壁紙の上に塗装されている場合など、下地処理に手間がかかるときには別途料金がかかる場合もあります。また、住みながらの張り替えというのも依頼することができますが、大きな家具の移動などが必要な場合はその手間代がかかることもあります。

こうした対応はケースバイケースですし、業者によっても異なるので、まずは見積もりを依頼してみましょう。ほとんどの場合見積もりは無料で対応してもらえます。

DIYで壁紙を貼り替える場合の費用

DIYで壁紙を張り替える場合は、

  • 必要な道具の購入費用
  • 壁紙代
  • 糊代

といったところが費用としてかかってきます。

壁紙のごくベーシックなものは、1mで200円前後、柄や機能性のあるもので400円/m~ほどで購入できます。
筆者の場合は、生のり付け(60円/m)もホームセンターの有料サービスで依頼して、合計で1㎡あたり260円(税込)ほどでした。

業者に依頼すれば、1,200円/mでの計算でさらに消費税が加算されますので、約1/5のコストとなったわけです。

筆者は道具は割としっかりしたものを買ったので、全部で5,000円ちょっとかかりましたが、それでも十分に全体のコストを抑えることができました。

例えば、6畳の部屋であれば、壁は約30㎡あります。

  • 業者の場合⇒単価1,200円で税込み1,320円、これが30㎡なら39,600円。
  • DIYの場合⇒単価が税込み260円であれば、30㎡で7,800円となります。

12畳であれば、単純に6畳の場合の倍として

  • 業者の場合⇒79,200円
  • DIYの場合⇒15,600円

という差になります。

壁紙の貼り替えを業者に依頼するのと、DIYでやるのとでは、こんなにも大きな値段の差が生まれるのです。道具代に6,000円かかっても、半分以下ですね。

壁紙の張り替えDIYでかかる手間

壁紙の張替えをDIYでやるのは比較的簡単で、低コストとなると、かなり魅力的に感じますよね。
ですがその分、自分の時間や手間がかかります。おそらく最初はプロの何倍もの時間がかかるでしょう。

プロが壁紙の貼り替えをすれば、壁紙貼り替えで最も手間のかかる剥がす作業もやってもらえて、下地処理、ごみ処理までしてくれます。壁紙も様々なカタログから好みのものでオーダーできて、何より仕上がりが早くてキレイです。

一方、自分でやってみるとよくわかりますが、壁紙を剥がすのはかなり手間のかかる、根気のいる作業です。また、技術も未熟で失敗することもあるでしょう。
それにホームセンターで選べる壁紙の種類はごくわずかです。通販で選ぶこともできますが、実際にものを見てみないと壁紙選びは難しいものです。

業者での費用とDIYの費用を比較すると非常に大きな差がありますが、やはり費用対効果で考えるとプロの費用は決して高いものではないことがわかります。

特に壁紙の張り替えで最も手間がかかるのは、剥がす作業。

まずは、DIYでやるということは、この剥がす作業もすべて自分でやる必要があるのを覚悟しておきましょう。きれいに剥がれればいいのですが、場合によっては剥がれにくいこともあり、面積によっては剥がすだけで数日かかることもあるでしょう。

壁紙を張ったまま上から貼れる壁紙もあるのですが、これはコストが高く、業者に普通の張り替えをオーダーするくらいのコストがかかるので個人的にはあまりおすすめしません。

DIYで壁紙の張替えをやってみての感想

筆者が自分で壁紙の張替えをやってみて思ったのは、なんといっても、「貼るのは簡単、剥がすのが大変」ということです。

壁紙を張り替えるということは、かなりの年数が経過していることでしょう。
筆者の場合でも20年以上経過している壁紙の張替えで、場所によっては剥がれにくい場所もありました。

業者さんは、カッターの刃を入れて削ぐようにしてサクサク剥がします。やはりプロの仕事は全然違います。

剥がしたあとは、下地を整えないと壁紙を張ったときにデコボコになってしまいます。このように、壁紙を貼るまでの段取りがなかなかに手間がかかる作業であり、ここで手を抜けば仕上がりも残念なものになってしまいます。

壁紙の張替えは、そう頻繁にするものでもないので、高い道具を買うのはもったいないと考えがちですが、仕上がりを少しでも良くしたいなら道具はあまりケチらずに用意するほうがよいです。いい道具は仕上がりもキレイにしてくれますよ。

生のりタイプもシールタイプも使用してみましたが、やはり生のりタイプが貼りやすいです。壁にのせてから、微調整できるのがポイントです。

クロス屋さんに聞いたのですが、壁紙用の糊でないものを使うと剥がれない原因となるので、糊は重要とのことでした。間違っても木工用ボンドなどで貼ってはいけません。

壁紙を貼ってすぐは、少し空気が残ってしまったり、シワができたりすることもありますが、糊が乾くとそうした部分も解消してキレイに仕上がるものです。
また、素人の腕でも、仕上げにコーキングをすれば、かなりプロの仕上がりに近づきます。

壁紙を貼ること自体はそれほど難しいものではありませんが、壁紙を貼るまでの細かな工程もどんなに時間がかかろうとすべて自分でやらなければならないので、そこがネックになるでしょう。

こうした部分をクリアできるのであれば、DIYで壁紙を張り替えるのは、低コストで抑えられて、楽しいものです。

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