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DIYで木材を使ったものづくりをしていると、あっとう間に端材がたまります。
端材であっても木はぬくもりがあって捨てがたいものではないですか。
せっかくだから、端材を生かしてまた新しいDIYを楽しみたいですね。
そこでこちらのページでは、端材を活かすDIYのアイデア11選をご紹介します。
端材でカードホルダー

これは端材に溝を付けたりパーツを取り付けるだけでできてしまう超簡単DIY。
端材にカードを挟む溝をのこぎりでカットしたり、トリマーで溝を彫るだけ。
メモクリップのパーツは通販などで入手できますが、こうしたものを取り付けてもいいですね。
木の質感はそれだけでおしゃれですが、さらにいくつかの端材を組み合わせたり、塗装したり、発想しだいで存在感のあるホルダーにすることもできます。
端材とマグネットでDIY

端材とマグネットの組み合わせでできる、簡単DIYです。
マグネットを接着剤で付けるだけでもいいですし、端材に小さな溝を彫り、そこにマグネットを埋め込むように取り付けるという上級者向けの方法もあります。
マグネットは100均で強力マグネットが入手できるので、誰でもトライしやすいDIYです。
端材に溝を彫るには、彫刻刀などが手軽で便利。
ただし、平らに溝を彫らないとマグネットがしっかり接着できないので、そこがポイントですね。
マグネットと木材の接着には、多用途ボンドを使用します。
DIYで評判がいいのは、コニシのウルトラ多用途SUという接着剤。安くて強力、木と金属など、マグネットを接着するにも活躍してくれる万能接着剤です。
端材をくりぬいてスタンドDIY

端材をくり抜くことで、ペンスタンドや印鑑スタンドなどに活用できます。
電動ドリルドライバーがあれば、簡単に加工できますね。
印鑑やペンがサッと取り出せるペンスタンド。
端材でたくさん作っておけば、デスク廻り、玄関先などあちこちで便利に活用できます。
端材で壁飾りをDIY

木はそれだけでなんだかオシャレな雰囲気になりますよね。
端材も、ひとつひとつやすりをかけて丁寧に磨いてあげれば、壁飾りなどに活用できます。
例えば、細い端材をフレームに仕立て、そのフレームの中にランダムに着色・加工した端材をはめ込んでいくだけで、雰囲気のあるアート作品になります。
枝や流木などと合わせるなど、アイデア次第でお好みの壁飾りの完成です。
お子様と一緒に工作感覚で楽しめます。
端材で作るキーホルダー

木の小物ってかわいいですよね。
端材もキーホルダーに仕立てれば、立派なアイテムになります。
リングを通す穴が開けられれば、あっとう間にキーホルダーのできあがりです。
やすりで磨いて、お好みの色を付けたり、数種類の端材を2つ3つ重ね付けしたみたり、皮のはぎれと組み合わせたり。
自然素材を生かした小さなキーホルダーはきっと愛着が湧いて手放せなくなります。
端材でDIY 掛け時計

端材を組み合わせたものを土台とした掛け時計はいかがでしょうか。
時計のパーツ(ムーブメント)は通販などでも手軽に入手できます。
時計パーツを取り付けたいところに穴を開ければあとは端材で作った土台と、時計のパーツ、針と組み合わせるだけ。
電波時計のムーブメントもあり、針もお好みで選べます。
時間の表示メモリなども端材でプラスするなど、これも工夫次第で楽しめます。
お部屋のDIYの仕上げに掛け時計もプラスできたらステキですね。
端材で作るカッティングボード

小さなまな板、ちょこっとだけ薬味を切りたいときなど、あると便利ですよね。
まな板の場合は、反りも出てしまうので木材を選びますが、ひのきなど小さな板が余ったら試してみてもいいのではないでしょうか。
やや不格好でも、しっかりとやすりがけをして角を丸くして。なめらかな手触りになったら表面の木粉をよく落とします。
仕上げは食用の亜麻仁オイル・エゴマオイル・くるみオイルといった「乾性」のオイルを塗りましょう。適度にそして安全に木材を保護してくれます。
念の為ですが、オリーブオイルなどは乾性ではなく、ただベトベトしてしまいますのでやめておきましょう。
手作りの小さなカッティングボード、ちょっとしたお皿代わりにもなりますし、使わなくなったら古材風の壁飾りなどとして活用してもまた違った楽しみかたができます。
端材をつなげて鍋敷き

厚みが同じ端材であれば、裏側を波釘などでつなげて鍋敷きにする方法もあります。この写真のように格子に組んでもいいですね。
同じ長さの板があれば、それぞれに穴を空けて紐やワイヤーを通してつなげるという方法もあります。
鍋敷きは熱いものを乗せるので、ワックスなど熱に弱い塗料はさけて、耐熱性のある塗料を選びましょう。耐熱性のある塗料には、高耐久ウレタンニスや耐熱スプレーなどがあります。
端材なので、そのままの素材を生かして、古びていく様子を楽しむのもありではないでしょうか。
端材から小物入れプレートDIY

端材を組み合わせて接着剤などで板に縁をつけて小物入れトレーを作るのも簡単なDIYとしておすすめです。
彫刻刀などがあれば、接着剤などを使わずに、本格的な木彫りのトレーを作ることもできます。
少々厚みのある木材を、彫刻刀で少しずつ削って、やすりで表面を整えていくという根気のいる作業になりますが、自分でコツコツ彫ったものがトレーとして活躍できたらステキですね。
彫刻刀で彫りやすい木と彫りにくい木がありますが、ヒノキや桐などの木材は彫刻に向いています。杉は柔らかいのですが、柔らかすぎて彫刻にはあまり向かないと言われています。
端材なので、どういった木材が彫刻しやすいか、試してみるのも楽しいですね。まずは小さな小物入れプレートから始めてみませんか。
これも亜麻仁オイルなどで仕上げれば、ちょっとした小皿としても使えます。
端材を貼り合わせて大きなものづくり

合板は、小口があまり美しくありませんが、小口を重ねていくといい雰囲気がでます。
合板が余ったら、合板の細い板状のものを何重にも重ねたものを柱として、棚を作るなんていうこともできます。
これなら、余った材料もたっぷり消費しながら、ものづくりを楽しめます。
きっちり合わせてしっかりとやすりがけをしていけば、なめらかな断面が新しい表情を見せてくれるはず。
丈夫で市販品にはない個性たっぷりの作品に仕上がります。
さいごに
DIYで余った端材とはいっても、これも大切な資源。
木の風合いを生かして活用できたらステキですよね。
中途半端な木材も、土台となるものに貼ってひとつの集合体のようにしてしまえば、活用範囲も広がります。
DIYで手作りした雰囲気には、木材で作ったアート作品などもぴったり。
素朴な感じを生かして、ものづくりの幅を広げてみませんか。

mamamakiと申します。DIYの知識が全くなかったDIY初心者の頃から家のリフォームにチャレンジした経験があります。いまではDIYでデスクや棚、キッチンカウンターなどを作るなど日々ものづくりを楽しんでいます。初心者の頃に体験した失敗談など織り交ぜながら、DIY初心者さんの参考になる役立つ情報をお届けします。