自宅の収納などで、「ここにちょっとプラスできたら便利なのに」っていうことありませんか。
DIYで簡単にできるちょい足しで、便利さをプラスできるとしたらステキですよね。
ひとつふたつ試しているうちに、さらなるアイデアも湧いてくるかもしれません。
こちらのページでは、筆者がこれまでDIYでプラスした「ちょい足し」で便利に使っているものを5つご紹介します。
洗面所DIYでひっかけ金具をプラス
狭い洗面所では、収納の工夫が大事ですよね。
そんなときは、壁面を活用した収納がおすすめです。
筆者が使ったのはこちら
ラブリコの「ナゲシレール ブラケット」です。こちらビス止めもできるし、細いピンで留めることもできるので、賃貸などでビス穴などがNGな場合でも対応可能です。
このように、ネジとピンの2種類が付属されているので、お好みの方法で壁に土台を取り付けます。
材料にも組み合わせのパーツをネジで取り付け、壁の土台パーツに引っ掛けることでこんな風に板などを取り付けることができます。説明書も付いていて、これを見れば誰でも簡単に設置できます。
ちょっとした箱なんかでも取り付け可能です。
今回取り付けたのは、1×4材の端材。棚作りで余ったものを活用しました。
ワックスを塗って古材風に仕上げ、壁にふたつ取り付けました。
ここに、引掛け金具をビス止めして、タオルをかけたり、小さなボックスを取り付けて小物を入れたりといったことが自由にできます。
真っ白な壁のアクセントにもなり、ちょっと楽しい空間になりました。
我が家では、主にタオル掛けに使っています。
以前は一般的なバータイプのタオルハンガーが設置してあったのですが、壁に近くてカビなどの発生も気になっていたので、壁から離して掛けられるものを選びました。
板に取り付けている黒い金具は、工具などのツールを引っ掛けるためのフックです。少々ゴツい感じですが、古材風のパーツと合わせることでいい雰囲気になりました。
背面に隠し収納プラスのDIY
リビング収納ってちょっと油断するとごちゃついてしまいます。
そんなごちゃごちゃを見せないように、収納ボックスの背面を使って、見えないところに隠し収納をプラスしました。
カラーボックスの背面です。
100均で200円で入手できる有孔ボードを2枚貼り付けました。有孔ボードってホームセンターで買うと意外と高いので、これはお得。フックも100均で有孔ボード用のものを購入。
よく使う電動ドリルドライバーや、コンベックス、はさみや充電器などを収納しています。
電動ドリルドライバーはふたつのフックで引っ掛けているので、しっかりホールドされているんです。
下の方にはマグネットバーを取り付け、のこぎりやペンチ、かなづちなどをペタッと貼り付けています。
パッと取ってサッと使えます。また、リビングの部屋の奥、隅っこの方なので普段は視界に入らずスッキリ、来客があっても目につかない場所なんです。
デッドスペースの壁面も活用できます。
中でも便利になったのは、マキタの掃除機やドライバーに使うバッテリーの充電器。この収納、以前は棚に置いて使っていたのですが、割と存在感があって、すこし邪魔だったんです。それを壁掛けにすることですっきりしました。
さらにこの下にフックを取り付けて、
コードを引っ掛けて収納できるようにしています。すぐ横にコンセントがあるので、充電するときもこのままで大丈夫なんです。
使い勝手に合わせてフックの配置を変えるのも簡単で、おすすめです。
扉の裏にプラスのDIY
扉の裏を有効活用すると、収納もグンとスムーズになります。
例えば、キッチンのシンク下収納。扉のフタ裏を活用すると、こんな風にいろいろ引っ掛けられます。
鍋のフタってごちゃっとなりがちですが、このように蓋裏に引っ掛けるだけで収納スペースがグッと広がりました。
使用したのは、100均のタオルハンガーです。
もうひとつの蓋裏には、マグネットバーを貼り付け、包丁類を収納、もうひとつ、100均のタオルハンガーの小さめサイズのものを取り付けて、スプレーボトルを引っ掛けました。
どちらもとても便利に使えて快適です。
数百円でここまで便利になるのだから、コスパも最高です。
100均ボックスをプラス
100均商品のグレードがどんどんアップしていて、本当にありがたいですね。
キッチンのスパイス収納にも100均のボックスが活躍してくれています。
こちらは、すのこの脚の部分に100均の箱をプラスしたもの。
表面保護のため、つや消しのニスを塗り、接着剤で取り付けただけの簡単DIYです。すのこは、食洗機を覆うように枠状にして組んでいます。
よく使う調味料などを100均の瓶で揃えて収納するのも楽しいんです。
こちらは、キッチンカウンターのところに取り付けてあるので、キッチン側からもカウンター側からも手が届くのが便利。
砂糖などの瓶は取っ手とフタ付きのガラス瓶を選んでいて、これがまた使いやすいんです。
食洗機を隠すインテリアにプラスでこんな調味料入れができちゃいました。スペースの有効活用で、利便性もプラスです。
反対サイドには、キッチンペーパーを入れられるようにやや大きめサイズの箱をとりつけました。
こういった壁面収納なら場所を取らずに、小さめのものも整理整頓しやすくなります。キッチン側の作業台もこれでかなりスッキリしました。
引き出しをプラス
ただのテーブルにも、引き出しひとつプラスするだけで利便性がアップします。
筆者のパソコンデスクは、天板をDIYで手作りしたのですが、そこに引き出しを付けたら作業効率も格段にアップしました。
引き出しをプラスするには、スライドレールを使っています。
スライドレールで引き出しを取り付けると、スムーズに開閉できて快適です。
両サイドにスライドレールを同じ高さで取り付けたり、引き出しとなる箱を正確に作るなど、ちょっと難しい場面もありますが、一度覚えてしまえば、いろいろなところに引き出しを付けたくなります。
例えば、一枚の板の両サイドにスライドレールを取り付け、上に物を乗せるだけ、という形でも活用可能です。下にはすべり止めマットを敷いています。
これは、板の両サイドにスライドレールを取り付け、手前に板をボンドで貼り付けるといった簡単な作りになってます。普通の引き出しのようにサイドや奥の囲いがありません。利用方法によっては、こんな簡単な作りでも大丈夫。
例えば、この板に100均の小さなボックスを組み合わせて両面テープや接着剤などで固定して使ってもいいですね。
あらかじめ使いたい箱のサイズを把握しておけば、ぴったりとフィットした使い勝手のいい引き出しになります。
さいごに
DIYで簡単にちょい足しできるアイデア5つ、楽しんで頂けたでしょうか。
DIYでも、こんな風にあちこち工夫をしながらより快適な空間を作ることができます。
まずは手近なその「ちょっと不便」をDIYで楽しみながら快適に変えてみませんか。
mamamakiと申します。DIYの知識が全くなかったDIY初心者の頃から家のリフォームにチャレンジした経験があります。いまではDIYでデスクや棚、キッチンカウンターなどを作るなど日々ものづくりを楽しんでいます。初心者の頃に体験した失敗談など織り交ぜながら、DIY初心者さんの参考になる役立つ情報をお届けします。