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賃貸でも楽しくDIYをしよう!【賃貸DIYの注意点】

賃貸住宅にお住まいの方で『DIYしたいけど、賃貸だからできない』と思っている方は少なくないと思います。実は賃貸でも、ある2つの大事なルールを把握して工夫をすればDIYをすることが可能です。今回の記事ではその2つの大事なルールを徹底解説して、どのように工夫すれば賃貸でもDIYをできるのか、賃貸DIYに向いているアイテムや道具などの内容をまとめました。DIY初心者やDIY上級者でも必ず役立つ知識だと思うのでDIYに興味のある方は是非参考にしてみてください。

『DIYをしたいけど賃貸だからできない』という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?実際、賃貸住宅では大掛かりなDIYをすることは難しいかもしれませんが、賃貸住宅でも工夫次第で十分DIYを楽しむことができます。

今回の記事では賃貸住宅でDIYをするときの注意点や賃貸住宅にもってこいのDIY方やDIYアイテムをみなさんにご紹介していきます。これからDIYをするという初心者の方でも必ず役に立つ情報ですので是非最後までご覧になってください。

賃貸住宅でDIYをする際には必ず

  • 内装制限
  • 原状回復問題

この2点は最低限必ず把握しておいてください。とても重要ですので。

もちろんこの他にも賃貸でDIYをするときは近隣住民に迷惑にならないような時間帯にする事や、木を切るときはどうしても大きな音が出てしまうことが多いので木材カットなどはお店でしてもらうなどなど様々細かい注意点はありますがとりあえずこの2つは押さえておくべきです。

この2点を理解せずにDIYなどで賃貸住宅の内装をちょっといじったり変えたりすると何十万、下手すると何百万のお金を支払うことになる可能性があります。DIYを日頃からよくしている方でも知らなかったりしますが、実際にはとても重要なことなので、次からはこの2点を徹底的に解説していきます。

内装制限

1つ目の内装制限ですが、これは建築基準法や消防法などで決められているルールのようなものです。どのようなルールなのかをご説明します。

前提として住宅(マンションやアパート含め)は物件によって構造や規模はバラバラですよね。木造建築なのか鉄筋コンクリートなのか、などなど。

このように構造や規模に違いがあると、火災が発生したら燃え移るのが速い物件があるのも必然ですよね。そのような場合に少しでも火の燃え移りの速さや火災発生の危険度が下がるようにしましょうというルールなんです。

火の燃え移りの速さ、火災発生等の危険度をさげるために難焼材料、不燃材料、純不燃材料など、防火性能の高い内装材を使用するようにと決められているのです。

ですので、内装制限のある賃貸住宅では可燃しやすい壁紙をつけたり、可燃しやすいものをDIYで改造したりすることはできません。大家さんや管理会社に内装制限はある物件かどうか聞いてみてみましょう。

しかし内装制限があっても工夫次第では充分DIYをすることができます

工夫といっても単純な対策で燃えにくい突っ張り棒などの道具を利用すればいいだけです。先に述べた難焼材料、不燃材料、純不燃材料をしようするようにしてDIYをしましょう。といっても大掛かりなDIYでなければ燃えやすい道具を利用しても全く問題ありません。少しインテリアを変えたいくらいであれば原状回復問題のみを気にすれば問題ありません。

原状回復問題

これは賃貸住宅での基本的な部分ですが、端的にいうと【借りたものを返すときは借りる前の状態にして返しましょう】というものです。この、借りる前の状態にして退去しなければいけない義務は、日頃通常に生活をする上で出てくる汚れや傷みの範囲のものは含まれません。

つまり入居者側の過失や入居者側に落ち度のある故障など、DIYなどによる故意的な傷みは入居者側に原状回復義務が課せられ、時に多くの費用を払うことになります。

最近はこの原状回復義務のない物件も多く、そのような賃貸住宅ではかなり自由度の高いDIYができます。

しかし築年数の長い賃貸物件は原状回復義務のあることが多いのでこれも大家さんや管理会社に聞いて確認した方が良いでしょう。

結論原状回復義務を課せられた賃貸住宅でも賃貸契約を終えるときに元の状態に戻せる範囲なのであれば自由にDIYすることが可能です。

以上が賃貸住宅でDIYをする際に重要なルール【内装制限】【原状回復問題】でした。

次はDIYが自由にできる、最近有名なDIY賃貸についてその実態をご紹介&解説していきます。

DIY賃貸の実態

さきほど言いましたが最近はDIY可の賃貸住宅が人気になっています。

DIY賃貸というのは原状回復義務がほとんどなく、好きにDIYをして部屋を変えることができます。インテリアを変えても過失と捉えれれなければ原状回復費用も負担することはありません。

DIY可の賃貸住宅では入居者がDIYなどで部屋をリフォームしても、退去する時にそのまま元に戻さなくても良いんです。そしてそのリフォームされた部屋に新しい入居者が契約するという仕組みになっています。自分の作ったインテリアが他の人に使われるという仕組み、いいですよね。

ですが、もちろん大家さんや管理会社ごとにDIYしてもいい限度みたいなのがあって、場合によっては退去時に原状回復費用を請求されてします。なので契約時にあらかじめ、どの範囲までリフォームしていいのかを確認することも忘れないでおきましょう。

DIY賃貸でもなく、内装制限や原状回復義務のある入居者がDIYするには工夫が必要と言いましたが、ここからは賃貸住宅で制限のあるひとでもDIYを楽しめるアイテムをご紹介していきます。

リメイクシートとウォールステッカー

リメイクシートとウォールステッカーは手軽にDIYなどのリフォームができるためDIY道具として有名なのでご存知の方も多いのではないでしょうか?

リメイクシートは壁そのもののデザインや色合いを変えることができ、ウォールステッカーは壁や冷蔵庫など様々な場所に貼ることができ、自分好みのデザインにすることができるアイテムです。自由に張り替えができるので原状回復義務を気にすることなく使用できます。

リメイクシートやウォールステッカーを使ったことがある方はわかるかと思いますがこれらは紙やプラスチックで作られていることが多いです。紙やプラスチックは燃えやすい材質ですがリメイクシートやウォールステッカー程度の大きさなら内装制限には引っ掛からないので充分DIYができます。

リメイクシートとウォールステッカーを使用するときの注意点としては、どちらも壁紙が剥がれないようにすることです。

一般的な住宅にはビニールがコーティングされた壁紙が使用されており、綺麗に剥がれることがほとんどです。ですが一部の住宅の壁紙はコーティングがされていなかったり、砂壁だったりするので確認してから貼るようにしましょう。

ただし、コーティングされた壁に【綺麗に剥がせる】系のものを貼っても剥がすときに壁紙が破れるケースがあります。

それは長期間貼り続けた場合に起こります。数年も貼り続けていると粘着力がそこまで強くなくても壁紙とくっついてしまいます。ですのでリメイクシートやウォールステッカーを貼ったら数ヶ月に一度綺麗に剥がれるか確認すると数年後も綺麗に剥がすことができます。

フロアマット・フロアタイル

フロアマット・フロアタイルは先ほどご紹介したリメイクシートのような物の床に貼るバージョンです。

フロアマットやフロアタイルは大きくわけて2種類のタイプがあります。

  • 1つが大きな1枚のフロアマット•フロアタイルになっているタイプ
  • 小さいフロアマット・フロアタイルのパーツをはめ込むタイプ

1つが大きな1枚になっているタイプはカーペットのような物だとイメージしてもらって大丈夫です。これはもう1つのはめ込むタイプとは違って1枚をそのまま床に敷けばいいので、床に敷くのが楽なのがこのタイプのメリットです。

もう1つの小さいフロアマット・フロアタイルをはめ込んで使用するタイプは小さいパーツをくっつけて大きなフロアマット・フロアタイルにします。

このタイプはくっつけたりはめ込む作業があり少し手間がかかりますがサイズを調整することも簡単になりますし、購入して家に持ち帰るときなどにコンパクトなので運びやすいのがメリットだと思います。お子さんなどがいたらこれだけで一緒にはめ込んで遊ぶこともできますしね。

どちらのタイプも多くのカラーやデザインのものがあり、とてもリアルな木目調のデザインはとてもおすすめです。

またこのフロアマット・フロアタイルはリビングに限らず、キッチン•トイレの床・ベランダにも使うことができ、使用用途が幅広いのも特徴的です。

このフロアマットとフロアタイルを使用するときの注意点はあらかじめ置く場所のサイズ感を把握しておく。というのと床を綺麗にしておく。この2つです。

サイズ感を把握しておくのは大体の方はしていくと思いますが、『置く場所の凹凸などはどうするのか』までしっかり考えて購入する人は少ないはずです。初心者の方がよくしがちなミスで購入してから凹凸部分にどう合わせるか苦戦するなんてことにならないよう事前によく考えてから購入しましょう。

床を綺麗にするのは、特にフロアタイルでボンドを使用してはめ込むタイプだと必須級の工程になります。

床にゴミや汚れのある状態で置いてしまうと、踏んだときに凹凸を感じてかなり嫌な気持ちになるので入念に掃除をしてから貼るようにしましょう。

まとめ

賃貸でもDIYをしたいという方はDIY可能な賃貸住宅に契約するか、【内装制限】【原状回復問題】を意識してDIYをしましょう。また、当然のことですが賃貸契約をする前にどのような物件かを細かく把握しておきましょう。

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